2010年6月28日月曜日

ATI Radeon ドライバ(Ccataryst)のインストール失敗 解決方法

自作のPCのGPUが少々古く、最近のHD画質の動画再生に支障をきたすようになったのでGPUを載せ替えました。ドライバ導入時にインストーラが応答しなくなって、勝手に落ちるエラーが発生したので、その解決方法のメモです。

  • 自作PC環境
    • OS: Windows 7 Professional 64bit
    • GPU: ATI Radeon HD 5550 (SFHIRE製)
  • 用意したもの
    • ドライバ:GPU付属のドライバ(ATI Catalyst™ Control Center)
  • インストール詳細
    まず最初はセオリー通り、付属のCDのメニューに従い、Winodw7用のCatalyst Install Managerを起動しました。
    (ATIのサイトからダウンロードしてくる場合は、ATI Catalyst™ Control Center の日本語版Windows7 64bit用を落とし、Setup.exeを実行すればよいと思います。)

    しかし、ここで問題発生。「インストール操作の選択」ウィンドウより先にインストーラが進みません。画面上には何の反応もなく勝手に落ちている模様・・・。

    で、イベントビューワでエラーログを見ていたところ、どうやら、C:\Winodws\SYSTEM\ntdll.dllでエラーが発生していることが判明。ATIのフォーラムや英語圏のサイトをあさったところ、コマンドラインから、”ATISetup.exe -Install”を実行で直接インストールする方法などが紹介されていたが、この方法では「プログラムの追加と削除」にドライバの情報が残りません。これは気持ち悪い!

    それで最終的にたどり着いたところが、MicrosoftのKB961894を適用しろという情報でした。どうやら、Catalystのインストーラが参照しているMfc80u.dllに問題があるらしいです。KB961894の対処方法に従い、パッチを適用をしたら、すんなりインストールがすすみましたので、これにて一件落着です。

    KB961894のパッチ入手方法は以下の通りです。パッチをダウンロードしたら、exeファイルを実行してください。インストール後は念のため、再起動しておくといいかもしれません。